お笑い

オダウエダ・植田紫帆、番組で「口が臭かった」と暴露──相手はリンダカラー∞・Den 千鳥『チャンスの時間』“口喧嘩バトル”が生んだ瞬間とXの反応

植田DEN

公開日:2025年11月11日【続報】 番組の見逃し配信期間や公式コメント等が出た場合は、ここに日付+要旨を追記します(見逃し配信URLは本文内参照)。

ABEMAのバラエティ『チャンスの時間』で放送された「第3回 コンビ対抗!フリースタイル 口喧嘩バトルトーナメント」回が話題だ。対戦前の意気込みコメントで、オダウエダ植田紫帆が、対戦相手のリンダカラー∞・Denに対し「緊張してて、(さっきは)めっちゃ臭かった」「胃からくる臭さ」と“口臭”を暴露。スタジオがざわつく中、MCの千鳥・大悟が「Denは口臭くあっちゃダメよ」と注意し、当のDenは気まずそうな表情で「すごく今恥ずかしい気持ち」と吐露した。

この一幕はニュースでも取り上げられ、X(旧Twitter)でも「言い切りの強さ」「バトルとしては正しい」など賛否両論の反応が広がっている。該当回は#336として放送・無料見逃し配信されており、番組の公式案内でも“口喧嘩バトル第3弾”の構成・出演者が明示されている。

何が起きたのか:言葉の“急所”を突く暴露、スタジオの温度

当該回は、千鳥の進行のもと、ひつじねいり/リンダカラー∞/オダウエダ/ヘンダーソン/スタミナパン/サスペンダーズ/金魚番長らが参戦し、審査員に鬼越トマホークを迎えたトーナメント形式。登場前コメントの段階で、植田がリンダカラー∞・Denに「緊張でさっきは口が臭かった」と噛みつき、ノブが確認、大悟がツッコミを入れる流れが生まれた。強いワードだが、“口喧嘩バトル”という企画文脈ゆえ、相手の“弱点”や“隙”を言い切るのは構造上のセオリーでもある。ニュースはこの場面を切り出して報じ、回の目玉として拡散された。

なお、ABEMA側の番組ページおよび広報リリースでも、この回が#336であること、放送後に無料見逃し配信があることが示されている。配信で全体の流れを追うと、“暴露ワード”はバトルの入り口として機能し、その後の返しや審査のやり取りまで含めて一つのコントラストになっているのが分かる。

出演者の基本プロフィールと“これまで”

オダウエダ(吉本興業)

2014年結成の女性コンビ。女芸人No.1決定戦 THE W 2021で優勝し、地上波・配信ともに出演領域を拡大。植田紫帆はツッコミ担当で、毒気のある直球の言い切りが武器。公式プロフでは「THE W 2021」優勝のほか、配信番組の優勝歴も並ぶ。

リンダカラー∞(トリオ)とDen

“カリスマ”を自称するDenたいこーりなぴっぴの3人組。近年は地上波・配信で露出が増加し、バラエティでの“デンジャラス”由来の芸名トーク本名が話題になるなど、キャラクター先行の盛り上がりも目立つ。Wikipediaの記載では、Denの本名(田 晃世〈でん こうせい〉)や生年などの基礎情報が整理されている。

今回の“暴露ワード”をどう読むか:企画文脈とテレビ的緊張

「口が臭かった」という身体的・生理的な指摘は、本来ならば相手を不必要に傷つけうるテーマだ。しかし、今回は「口喧嘩」企画であり、かつ“緊張で今はもう臭わない”というフォローも添えられた。大悟のツッコミとDenの自虐が直後に入る構成は、“笑いの温度”を戻すテレビ的安全装置としても機能している。

一方で、ネットでは「身体的特徴を笑いにする線引き」や「バトル系企画の倫理」についての議論も根強い。ABEMAの『チャンスの時間』は、もともと“クセ強”の疑問や若手発掘を狙う深夜フォーマットで、攻撃的な言い切りが映える場として成立している。ゆえに今回は、番組の設計と出演者の個性が、もっとも強く接触した回だったと言える。

SNSの反応

X(旧Twitter)では、放送・ニュース露出直後から関連ワードが散発的にトレンド入り。以下は実際に観測できた“論点”の要約であり、個別アカウントの断定引用は避けている。

  • 「口喧嘩バトルとしては正解」──言い切りの強さで場が動いた、返しも含めて笑いになっていた。
  • 「身体的ネタの線引きが難しい」──“口臭”は笑いにしにくい、相手を傷つける危険も。
  • 「Denのキャラが勝ってた」──“カリスマ”設定と恥じらいのギャップが面白い、冒頭で弱点さらされても立ち回っていた。
  • 「植田の攻めは『THE W』優勝以降の武器」──バトル企画での突破力が増している、毒の匙加減が上手くなった。

番組公式の見逃しリンクや広報の回次案内で対象回が特定できるため、実際の空気は配信で確認するのが早い。

“過去の話題”も安全におさらい:炎上ではなく“露出の節目”中心に

オダウエダ側

「THE W 2021」優勝はキャリアの大きな転機。以降、キー局の深夜帯や配信の攻めた企画で存在感を増し、近年は“切り込み隊長”としての起用が目立つ。ネタ偏差が高く、強い言い切りからの理詰めや茶化し返しまで幅広い。受賞当時のスポーツ紙・PR資料にも、攻撃的スタイルが明記されていた。

リンダカラー∞側

バラエティ出演でDenの素性・芸名が話題に上ることが多く、2025年夏の地上波でも本名トークが紹介されている。元々はキャラクター先行で注目を集め、ショートクリップやSNSで“カリスマ言動”の切り抜きが拡散しやすいタイプ。今回のようなバトル文脈では、ダメージを受けた直後の“照れ”で笑いを取り返せるのが強みだ。

企画が映す“いまの笑い”:攻撃とケアのせめぎ合い

“口喧嘩バトル”は、攻撃の鋭さを競う以上、不快のギリギリに踏み込む宿命がある。他方で、千鳥の進行と審査員の言葉の脱臼(ツッコミ/仲裁)が入り、当人同士の不均衡をバラエティの安全圏へ戻す。今回の「口が臭かった」暴露は、まさにその境目を試す事例だった。

情報番組の要約記事は“強いワード”を切り出しがちだが、配信全体を見れば、①言い切る→②即座のツッコミ→③本人の自嘲というテレビ的ハンドリングが機能していることが分かる。企画設計と演者の技術が両輪でないと成立しない類型であり、当該回が“SNSでざわつく”のも、フォーマットの宿命だ。

見逃し視聴の手がかり

  • 番組ページ:『チャンスの時間』#336(ABEMA内のエピソード案内)。
  • ABEMA広報リリース:口喧嘩バトル第3弾の出演者・構成の明記、無料見逃し案内。
  • ニュース要約:当該場面の紹介(livedoor/ABEMA TIMES)。

まとめ

植田の“言い切り”が賛否を呼び、Denの“気まずさ”が笑いに転じる。『チャンスの時間』らしい攻めの企画運用が、またひとつネットの論点を増やした。口喧嘩バトルは尖りケアのせめぎ合いだ。切り抜きや見出しだけでは温度が伝わりにくい回でもあるので、判断はぜひ見逃し配信で。

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