お笑い

『炎のチャレンジャー』令和に復活! 内村光良ではなく菊池風磨起用のワケとは

特ホウ王国

1995年~2000年にかけて放送され、ゴールデンタイムの人気番組として一時代を築いた『炎のチャレンジャー これができたら100万円!!』(テレビ朝日系)。その番組が、2026年1月12日に特番として復活することが発表されました。

かつてはウッチャンナンチャンが司会を務め、「電流イライラ棒」をはじめとする数々の過酷なチャレンジ企画で視聴者を熱狂させた伝説的バラエティ。今回の復活では賞金も100万円から1000万円へ大幅アップとあって、ネット上でも早くも大きな話題を集めています。

一方で、今回の発表にはもうひとつ注目ポイントが。それは、司会が南原清隆とtimelesz・菊池風磨のコンビに一新され、内村光良が出演しないという“謎のキャスティング”です。

オリジナル『炎チャレ』はウッチャンナンチャンの代表的バラエティ

まずは、オリジナル版『炎のチャレンジャー』を簡単に振り返っておきましょう。

  • 放送期間:1995年~2000年
  • 司会:ウッチャンナンチャン(内村光良・南原清隆)
  • 代表的な企画:電流イライラ棒、様々な一発勝負系チャレンジ
  • クリア賞金:成功すれば100万円

超シンプルなルールでありながら、“成功するか失敗するか、たった一瞬にすべてがかかる” スリリングな空気感が人気を博し、当時のバラエティを象徴する番組の1つとなりました。

復活特番では賞金が1000万円に引き上げられることもあり、「令和の時代にどんな新チャレンジが飛び出すのか」「電流イライラ棒は復活するのか」など、往年ファンと若い世代の双方から期待が高まっています。

「なぜ内村光良がいない?」視聴者がざわついたキャスティング

今回最も大きな話題となっているのが、MC陣の顔ぶれです。特番の司会は、

  • 南原清隆(ウッチャンナンチャン)
  • 菊池風磨(timelesz)

の2人が務めることが発表されました。

オリジナルはウッチャンナンチャンの“2人そろってこそ”というイメージが強い番組だっただけに、「なぜ内村がいない?」「南原&菊池風磨という組み合わせは予想外すぎる」といった声がSNSで相次いだのも自然な流れと言えるでしょう。

囁かれてきた“テレ朝出禁説”と、徳永有美アナとの過去

内村光良の不在について、一部で再び取り沙汰されているのがテレビ朝日との“因縁”です。

周知の通り、2000年代前半、内村は当時テレビ朝日のアナウンサーだった徳永有美と熱愛を報じられました。当時、徳永アナにはテレビ朝日のディレクターである夫がいたため、いわゆる「不倫&略奪婚」として大きな話題に。徳永アナはその後、離婚を経て2005年に内村と再婚しています。

この一連の経緯から、“テレ朝出禁説”がささやかれてきたのは事実です。ただし、今回の『炎チャレ』復活で内村がMCから外れた理由が、直接的に過去のスキャンダルに結びついていると断定できる材料はありません。

むしろ、ここまで時間が経過していることもあり、制作サイドとしては「別のコンセプト」「新たな世代への橋渡し」を意識したキャスティングと見る方が自然かもしれません。

内村本人はラジオで「菊池くん、いいね!」とエール

「内村ハブられ説」が盛り上がる中、当の本人がラジオでこの件に触れています。

12月9日放送の『内村光良のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)で、内村は『炎のチャレンジャー』復活についてコメント。
番組内で、

  • 「菊池くん、いいね!」
  • 「新コンビっていう感じを楽しみに」

などと語り、菊池風磨の起用をポジティブに受け止めている様子を見せました。

さらに内村は、

「私は今回出演がないんですが、もし次回があるのであれば、炎のチャレンジャーとして100万を取りに行きたいと思います」

とユーモアたっぷりに発言。あえて“チャレンジャー側”としての参加に触れることで、番組への愛情や“蚊帳の外ではない”という空気感を匂わせています。

このトーンからも、本人がわだかまりを抱いている様子は見られず、むしろ後輩世代へのバトンパスを楽しんでいるようにも感じられます

テレ朝が語った「菊池風磨起用」の公式理由とは

では、なぜ南原×菊池風磨という組み合わせになったのか。
週刊女性PRIMEの取材に対し、テレビ朝日はキャスティング理由について次のようにコメントしています。

「25年ぶりの放送ということで、令和に復活する新たな『炎のチャレンジャー』をお届けできればと思い、『炎チャレ』と“同い年”の菊池風磨さんを新MCとしてお迎えすることと致しました」

つまり、

  • 番組と同い年である「1995年生まれ」の菊池風磨を、令和版の顔として据えたい
  • 南原を残しつつ、世代の違うMCと組ませることで“新旧ミックス感”を出す狙い

といった意図が伺えます。

テレ朝は、

「新たなMCタッグによる“令和版・炎のチャレンジャー”に、是非ご期待頂ければと思います」

ともコメント。「懐かしさ100%の焼き直し」ではなく、「当時の熱量を知る南原」と「令和世代のポップな存在である菊池風磨」を組み合わせることで、往年ファンと若い視聴者の両方を取り込みたいという狙いが見えてきます。

菊池風磨にとっては“令和のバラエティMC像”を体現するチャンス

今回の起用は、菊池風磨にとっても大きなターニングポイントになりそうです。

すでにバラエティ番組のレギュラーやMCとしても経験を重ね、「イジられもできるし回しもできる」若手ポジションを確立しつつある菊池。そこに、伝説的企画を背負う大型特番のMCという肩書きが加わることで、

  • バラエティ界での存在感のさらなる強化
  • 先輩芸人との並びでも「MC側」に座る立場の増加

といった変化が加速する可能性があります。

また、南原とのコンビMCは、「芸人×アイドル」という枠を超えて、令和の“バラエティMC像”を体現する試金石にもなりそうです。

まとめ:ウッチャン不在でも、“令和版炎チャレ”は楽しみ要素だらけ

今回の『炎のチャレンジャー』復活特番は、

  • 25年ぶりに甦る超有名チャレンジ系バラエティ
  • 賞金は100万円から1000万円にパワーアップ
  • MCは南原清隆&菊池風磨の新タッグ
  • 内村光良は出演しないが、ラジオで温かく復活に言及

と、懐かしさと新しさが同居した編成となっています。

「なぜ内村ではないのか?」という違和感や寂しさを覚える視聴者も少なくない一方で、南原×菊池風磨という令和仕様のキャスティングが、番組にどんな化学反応をもたらすのかは、大きな見どころになりそうです。

内村もラジオで「もし次回があれば、チャレンジャーとして出たい」と語っており、今後の展開次第では“サプライズ参戦”が実現する可能性もゼロではありません。まずは2026年1月12日の特番で、令和版『炎チャレ』がどんなスタートを切るのかを見届けたいところです。

-お笑い
-, , , , , , , ,