元不登校YouTuberで現在は「冒険家」を名乗り活動する高校生・ゆたぼん(16)が、 2025年12月11日に公開した動画でまぶたの二重手術を受けていたことを報告した。 直前にはバイク事故で入院していたことも明かしており、 事故報告と重なるタイミングで顔の変化が話題となった。
バイク事故で入院中、「報告のタイミングを完全に失った」
ゆたぼんは12月8日の動画で、12月6日にボクシングジムへ向かう途中、 バイク走行中に対向車と衝突する人身事故に遭い入院したことを報告。 頭部を打撲し、腕や脚にも痛みが残る状態であることを明かしていた。
その後、11日に公開した動画で改めてカメラの前に登場。 まずは事故を心配する多くのコメントに感謝を述べたうえで、 「ファンの皆さんへの報告が遅れてしまった」と切り出し、 以前から準備していた「もうひとつの報告」が二重手術であることを打ち明けた。
11月24日に公開した動画ではサングラス姿で出演しており、 「この時点でサングラスの奥の目を見て“あれ?”と気づいた人もいたと思う」と説明。 本来はこのタイミングで整形報告の動画を出すつもりだったが、 直後に事故に遭ってしまい、告知のタイミングを逃したと明かしている。
サングラスの奥で進行していた“変化” 二重手術を正式に公表
動画内でゆたぼんは、サングラスを外して新しい目元をアップにしながら 「実は僕は、二重手術をしました」とストレートに公表。 画面に顔を近づけて見せながら、 「どうですかね? いい感じじゃないですか?」と嬉しそうに問いかけた。
本人は新しい見た目について
「めちゃくちゃ気に入ってるんですよね、この二重」とコメント。自信を持った表情で、変化を隠す様子は一切ない。
逆さまつげとボクシングが後押しした「実用的な整形」
今回の二重手術は、単なる“イメチェン”というより 生活と競技に直結した理由も大きかったという。 ゆたぼんは以前から「逆さまつげ」に悩まされていたと告白した。
ボクシングを本格的に始めてからは、ヘッドギアやグローブを装着した状態での練習が増え、 汗や衝撃の影響もあって「まつげが目に当たって邪魔」と感じる機会が急増。 それでも「自分にとってはそれが当たり前だった」と我慢を続けてきたが、 二重手術を受けて初めて、その変化の大きさを実感したと振り返る。
術後の変化については、
「めちゃくちゃ見やすいやん!ってなった。視界が広がって、世界が広がったみたいな感じ」と興奮気味に表現。 審美的なコンプレックス解消というより、 視界の改善という“機能面”のメリットを強調しているのが印象的だ。
ネットの反応「前からイケメン」「もっとかっこよくなった」
二重になったゆたぼんの姿に、コメント欄には肯定的な声も多く寄せられている。
- 「逆さまつげは本当にしんどいから、スッキリしてよかったね」
- 「前からかっこよかったけど、今のもすごくいい」
- 「視界が広くなるのはガチ。スポーツやるならアリだと思う」
アンチを含め賛否が渦巻きがちなゆたぼんだが、 こと今回の二重手術については、 実用面の事情も含めて理解を示す「共感コメント」が目立つ状況だ。
「お見舞い金」巡る炎上とデマ動画への反論
一方で、バイク事故の報告動画では新たな火種も生まれている。 ゆたぼんは動画の中で、視聴者から 「お見舞い金を渡したい」との申し出があったことを明かし、 振込先口座を案内すると説明。 この点がSNS上で批判を浴び、 「事故を利用して金を集めている」「未成年が“カンパ募集”はどうなのか」といった 厳しい声も散見された。
今回の二重手術報告動画では、 ゆたぼんはこうした批判に対して強い違和感を示している。
彼は「変なよくわからん奴らが絡んできた」とし、 「別にあなたたちに言ってないし」と苦笑。 自分宛てではない呼びかけに勝手に反応して叩いてくる人たちに対し、 「自分と価値観が合わないからって押し付けてくるのは違う」と不満を述べた。
さらに、ネット上で自身に関する悪質な“デマ動画”が拡散していると指摘。
「デマを信じちゃってる人もいるから、ちゃんと僕の動画を見てほしい」と訴え、一次情報として自分の発信を確認するよう呼びかけた。
「元不登校YouTuber」から「冒険家」へ──16歳の選択とこれから
小学生時代から「不登校」を掲げて発信を続け、 賛否両論の中で常に話題の中心に立たされてきたゆたぼん。 現在は高校生となり、「冒険家」を自称しながら ボクシング、バイク、旅といったアクティブな活動に軸足を移しつつある。
その道のりの中で、 交通事故という大きなトラブル、 そして見た目を変える二重手術という個人的な決断がほぼ同時期に重なった。
今回の動画では、まだ痛みが残る身体でありながらも 「世界が広がった」と新しい視界をポジティブに語り、 同時に「デマに流されず、自分の発信を見て判断してほしい」と視聴者に訴えたゆたぼん。
度重なる炎上と批判にさらされてきた16歳の決断を、 どこまで「自己責任」と切り捨てるのか、それとも1人の若者の生き方として見守るのか。 ゆたぼんをめぐる議論は、今後もネット世論の鏡として続いていきそうだ。

