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SNSで人気のマルチタレント・阿波みなみ、年齢サバ読みを告白 「1996年生まれ28歳です」と本当の年齢を公表

阿波みなみ

ゲーム実況で人気を集めた配信者・阿波みなみが、自身の年齢について これまで「25歳」と偽っていたことを明かし、X(旧Twitter)で

「1996年12月18日生まれの28歳です」

と正式に公表した動画が話題になっている。 これまで“10代”“大学生”“高校生”など、実年齢より若く見せる自己紹介を続けてきた理由や葛藤を赤裸々に語った。

「ずっと25歳と言っていました」年齢サバ読みを謝罪

動画の冒頭で阿波みなみは、自らの生年月日が1996年12月18日であること、 現在は28歳であることを改めて明言。そのうえで、

配信やプロフィール上では一貫して「25歳」とサバを読んでいたこと

を認め、「本当にごめんなさい」と頭を下げて謝罪した。

表情はどこか吹っ切れたようでありながらも、 「嘘をついていたことがずっと心に引っかかっていた」と打ち明け、 年齢をごまかし続けてきた自分自身へのモヤモヤを素直に語っている。

10代視聴者からの「おばさん」コメントに受けたショック

阿波みなみが年齢を隠し始めた背景には、視聴者層とのギャップがあったという。 配信活動を始めたのは23歳前後。ゲーム実況者として活動をスタートさせた当時、 視聴者の多くは10代の学生だった。

チャット欄では「思っていたより歳いってる」「おばさんじゃん」といった心ないコメントも飛び交い、

「実年齢を正直に言うほど、距離を感じさせてしまうのではないか」という不安

が強くなっていったと振り返る。

その頃から、配信の場では「大学生です」「高校生です」「10代です」と その場のノリで設定を変えてしまうこともあったという。 悪意というよりは「嫌われたくない」「もっと近くに感じてほしい」という思いから出た行動だったが、 本人も「今になって思うと浅はかだった」と自省している。

「本当の年齢で一緒に歳を重ねたい」という心境の変化

心境に変化が生まれたのは、自身が20代後半に差しかかり、 周囲の環境も大きく変わってきたタイミングだったという。 動画の中で阿波みなみは、

「これからも配信を続けていくなら、みんなとちゃんと同じ時間を生きて、
同じように歳を重ねたいと思うようになった」

と語っている。

長く配信を続けるうちに、初期から応援してくれているリスナーの中には、 進学・就職・結婚など、人生の節目を迎えた人も増えてきた。 そうした報告を一緒に喜びながらも、 「視聴者の人生の変化を祝っているのに、自分だけ年齢をごまかすのは違うのでは」と 疑問を抱くようになったという。

また、カメラ越しに映る自分の顔についても、 「笑ったときの目の下のシワとか、疲れ方とか、どう見ても“ずっと25歳”なわけがない」と実感。 年齢をごまかすためにメイクやトークで必死に取り繕う自分に疲れを感じ、 「だったら最初から等身大でいよう」と思い切った決断につながったと明かしている。

「ありのままの阿波みなみ」で再スタートへ

阿波みなみは今回の告白について、

「これまで嘘をついてきた自分をあまり好きになれなかった。
だからこそ、これからは“ありのままの阿波みなみ”として生きていきたい」

と宣言した。

年齢だけでなく、これからは体調の変化や外見の変化も含めて、 必要以上に隠さずオープンに話していきたい考えも示している。 「これからシワも増えると思うし、声も変わっていくかもしれないけど、 それを一緒に笑ってくれる人たちと配信を続けたい」と語り、 無理な“若作り”から卒業する意思を明確にした。

炎上ではなく“共感”も 視聴者の反応

年齢サバ読み自体は決して褒められる行為ではないものの、 現時点では大きな炎上騒動というより、 「若さ至上主義」に悩まされてきた一人の配信者の告白として受け止める声も少なくない。

コメント欄やSNS上には、

  • 「正直に言ってくれてよかった。これからも応援します」
  • 「配信者が年齢隠したくなる気持ち、ちょっとわかる」
  • 「バレる前に自分から話したのは勇気がいることだと思う」

など、理解や共感を示す反応も見られる。 一方で、「最初から正直に言ってほしかった」「今までの発言との整合性は?」と、 信頼性を気にする声もゼロではない。

ただ、今回の公表は本人の口からの直接説明であり、 過去の発言を一つひとつ掘り返すような“叩き”には、少なくとも今のところ発展していない。 これからの言動次第で、どれだけ信頼を取り戻せるかが問われることになりそうだ。

配信者と「年齢コンプレックス」 阿波みなみのケースが示すもの

阿波みなみのケースは、インフルエンサーや配信者が抱えがちな 「年齢コンプレックス」を象徴しているとも言える。 視聴者層が若いほど、配信者側も「若く見られたい」「年齢で引かれたくない」という プレッシャーを感じやすい。

特にゲーム実況の世界では、学生や20代前半の配信者が多く、 20代後半〜30代以上で活動することに引け目を感じる人も少なくない。 そうした中で、阿波みなみの

「実年齢を公表し、視聴者と一緒に歳を重ねていきたい」

という決意は、一つの転換点として注目されている。

近年では、就職や結婚、出産といったライフイベントをオープンに語る配信者も増え、 そのリアルさゆえにファンからの支持を集めているケースも多い。 阿波みなみもまた、「年齢を隠さない世代のクリエイター」として、 新たな立ち位置を確立できるかどうかが注目される。

今後の活動とファンへのメッセージ

動画の最後で阿波みなみは、 「これからも動画投稿や配信は続けていくので、 チャンネル登録やX・Instagram・TikTokのフォローをしてくれると嬉しいです」 と呼びかけ、これまでと変わらない応援を求めた。

年齢サバ読みをやめ、本当の年齢を公表したことで、ようやく“ゼロ地点”に立った阿波みなみ。 ここからは、28歳の一人のクリエイターとして、どれだけ誠実に視聴者と向き合えるかが問われていく。

視聴者と一緒に歳を重ねていく覚悟を固めた彼女の今後の活動を、 これまで以上に温かく、そして現実的な目線で見守っていきたい。

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