4月23日松竹芸能のホームページにて、所属芸人の「ハウメニーピーポー」の解散が発表されました。二人は今後も松竹芸能に所属し、それぞれピン芸人として活動していくとのことです。松竹芸能のホームページからはすでに二人のプロフィールは削除されていました。ここ数年お笑いコンビの解散が多く報じられていますが、一体お笑い界に何が起こっているのでしょうか。
ハウメニーピーポー プロフィール

相次ぐお笑いコンビの解散
2023年以降人気お笑いコンビが相次いで解散しています、解散した主なコンビは以下の通り。
コウテイ(下田真生、九条ジョー:吉本興業)2023年1月31日解散

解散理由はコンビ間の不仲が主な原因ですが、九条さんの体調不良や、方向性の違いもあったようです。
オドるキネマ(鈴木バイダン、南:吉本興業)2023年1月31日解散

鈴木バイダンの体力が続かなかったことが解散原因と本人が語っています。
ジュリエッタ(井尻貫太郎、藤本聖:吉本興業)2023年4月28日解散

藤本さんが「何度も何度も話し合いを重ね、お互いが納得した上で解散という結論に至りましたので今となっては清々しい気持ちです。」とコメントしており解散理由については言及されていませんが、不仲説が濃厚とされています。
なにわスワンキーズ(こじまラテ、仲西隼平、前田龍二:吉本興業)2023年5月24日解散

解散の理由は明かされていませんが、一説では前田さんのソロ人気が解散理由ともいわれています。
竹内ズ(竹内大規、がまの助:プロダクション人力舎)2023年6月10日解散

『水曜日のダウンタウン』で日本一の不仲芸人と紹介された竹内ズですが、解散理由は言わずもがな不仲が原因です。
スタンダップコーギー(奥村うどん、三森大輔:マセキ芸能社)2023年6月28日解散

「コンビとしてや、プライベートな事など色々と重なり芸人を続ける事が難しいという判断になり、奥村さんと話し合って解散という形になりました」と三森さんが解散理由を語っています。
ゾフィー(上田航平、サイトウナオキ:グレープカンパニー)2023年11月6日解散

サイトウさんの“女遊び”が「仕事に支障をきたすレベル」まできてしまったことが原因と『しくじり先生』の中で語っています。
プラス・マイナス(岩橋良昌、兼光タカシ:吉本興業)2024年2月22日解散

岩橋さんがSNS上で関係者の名誉を毀損する、不適切な投稿を行っていたことなどから吉本側から契約解除が言い渡されそのまま解散。
ANZEN漫才(みやぞん、あらぽん:浅井企画)2024年3月31日解散
みやぞん本人より『会社を離れて自分の力で色んなことにチャレンジしていきたい』との申し出があり、本人との話し合いを重ねた結果、みやぞんはフリーで活動していくこととなりました。また、みやぞん退所に伴い、今後の個人およびコンビでの活動について話し合いを重ねた結果、ANZEN漫才は解散することとなりましたと浅井企画がコメントを発表しています。
和牛(水田信二、川西賢志郎:吉本興業)2024年3月31日解散

「きっかけは、3年ほど前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました。楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました」と水田さんがコメントを出しています。川西さんも「僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました」とすれ違いを告白。「徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました」とコメント。
尼神インター(誠子、渚:吉本興業)2024年3月31日解散

正式な解散理由は発表されていませんが、誠子さんの傍若無人さによる不仲や、誠子さんの美容業界へのシフトなどが原因とされているようです。
ハイツ友の会(清水香奈芽、西野:吉本興業)2024年3月31日解散

容姿端麗な「ハイツ友の会」でしたが、芸が評価されずに顔を評価するいわゆる「顔ファン」に嫌気がさしたと言われています。清水さんは解散理由について「活動する中で様々な要因が積もり、芸人を一生続けることはないという意思がだんだんと固まっていったので、いつ優勝できるかわからないまま芸人を続けるのは難しく感じました」と説明しています。西野さんは「様々なことが重なり昨年の春頃に芸人を辞めたい気持ちが閾値を超えました。それから気持ちの上がり下がりはありましたが一定閾値を超えた状態での上がり下がりでした。ずっと心には『辞めたい』がありました。2人で何度か話し、『来年3月まで』という案が向こうから出たとき自分の中でとてもしっくりきました」とコメントを発表しています。
とざっと並べただけでかなりのコンビ、トリオが解散していますね。特に2024年末にはベテラン芸人の解散が相次ぎ驚かされました。
まとめ
お笑いコンビともなると、家族よりも一緒にいる時間が長いと思いますが、その中ですれ違いが起きてしまうとなかなか修復するのは難しいのかもしれません。普段からお互いを尊敬し言いたいことを言い合える仲を保つことが解散を回避する一番の方法なのかもしれませんね。解散後芸人を続けている皆さんはこれからも頑張ってほしいと思います。