大きな瞳と小顔、バランスの取れたスタイルが印象的ななんりさんは、グランプリに加えて複数の賞も受賞し、まさに大会の主役に。受賞コメントでは、
「みんなを笑顔にできて、憧れられるような人になりたいです」
と、等身大ながらも力強い夢を語りました。
グランプリ特典としては、
- 賞金50万円
- 2026年開催の「TGC teen」出演権
- 次年度コンテストの公式アンバサダー就任
などが用意されており、今後はモデル・インフルエンサーとしての活動が一気に加速していくことが予想されます。
SNSで早くも「未成年飲酒疑惑」投稿が拡散
一方で、グランプリ発表から間もないタイミングで、SNS上では気になる動きも出ています。
暴露系として知られる一部X(旧Twitter)アカウントが、
「昨年のインスタ画像」とされる写真を引用し、中学生当時に飲酒していたのではないかという疑惑を示す投稿を行ったことで、一部界隈で話題になっているのです。
拡散されているのは、本人のものとされるインスタグラムのストーリーズ画像です。画面上部には「2024年11月30日」と日付が表示され、韓国系の飲食店とみられる店内で、黒のダウンベストとニット姿の若い女性が、テーブルに肘をつきながら、韓国のお酒として知られる「チャミスル」と記されたボトルを片手に持っている様子が写っています。
この画像をめぐって、一部のユーザーから「未成年飲酒ではないか」との指摘が出ている一方で、写真だけでは実際に飲酒していたかどうか、ボトルの中身が何であったのかまでは判別できず、真偽は確定していません。
- 写真の撮影時期や場所
- 写っている飲み物の中身
- そこに写っている人物が本当に本人かどうか
といった点は、公的に確認されているわけではありません。
「日本一かわいい」ゆえの“炎上リスク” 掘り返される過去のSNS
大きなコンテストでグランプリを獲得すると、どうしても避けられないのが「過去のSNS掘り起こし」です。
アイドルやインフルエンサーの世界では、デビュー直後に過去の投稿や友人との写真が拡散され、
- 未成年飲酒・喫煙疑惑
- いじめ・暴言を連想させる書き込み
- 校則違反や補導歴に関する噂
などが問題視されるケースが、ここ数年で急増しています。
今回も、
「グランプリに選ばれた瞬間から、インフルエンサーとしての“プロ意識”が問われる」という声がある一方で、
「まだ高校1年生なのだから、過去の未熟さを一生責め続けるのは酷ではないか」
という意見も少なくありません。
ネット上の反応は賛否両論
今回の未成年飲酒疑惑をめぐり、Xなどにはさまざまなコメントが投稿されています。大まかに分けると、次のような声が目立ちます。
「もし本当なら選考のやり直しも必要」とする厳しい意見
- 「事実ならグランプリ取り消しも検討すべき」
- 「未成年のコンテストなのだから、飲酒はさすがにアウト」
- 「大会運営は、候補者の過去のSNSチェックもすべきでは?」
コンテストの公平性やイメージを重視する層からは、
「もし疑惑が事実なら、主催者側のリスク管理にも問題があるのではないか」という指摘も出ています。
「決めつけや叩きは危険」という冷静な声
- 「写真だけで飲酒と断定するのは早すぎる」
- 「本人かどうかも確定していないのに、名前を出して拡散するのは危ない」
- 「高校生相手に大人が集団で叩く構図は見ていてしんどい」
また、誹謗中傷や行き過ぎた特定行為を懸念するユーザーからは、
「真偽不明の段階で、個人名を出して人格否定をするのはやめるべきだ」という呼びかけも見られます。
主催者と事務所の説明は? 今後の焦点
現在のところ、報道やSNS上で噂が広がっているものの、コンテスト運営側や所属事務所が詳細な調査結果を公表したという情報はありません。
今後の焦点になるのは、
- 運営側が事実関係をどこまで確認し、説明するのか
- もし問題があった場合、どの範囲で処分やルール見直しを行うのか
- 本人がどのタイミングで、どのような形で自らの言葉を発するのか
といった点でしょう。
芸能界・インフルエンサー業界全体で見ても、未成年の飲酒・喫煙に対しては年々目が厳しくなっている一方で、
「未成年の過ちに対して、社会がどこまで許容し、どこからは線を引くのか」という議論も、同時に深まってきています。
まとめ:「日本一かわいい高校生」のスタートをどう見守るか
「女子高生ミスコン2025」でグランプリに輝いたなんりさんは、これから本格的に芸能・モデルの世界へ踏み出していくタイミングです。
一方で、その門出とほぼ同時に過去の画像をめぐる疑惑がネット上で取り沙汰され、早くも“炎上リスク”にさらされているのも事実です。
しかし、
- 現時点では、未成年飲酒疑惑の真偽ははっきりしていない
- 公式な調査結果や本人の説明が出ていない段階で断定することはできない
という前提は忘れてはいけません。
安易な特定や憶測での断罪、本人や家族・関係者への誹謗中傷は、決して許されるものではありません。「日本一かわいい高校生」に選ばれた16歳のスタートラインを、私たち大人の側がどのような姿勢で見守るのか――。そのこと自体も、SNS時代の“新しい課題”として問われているのかもしれません。
