4月22日に懲役9年・罰金800万円の有罪判決をうけた頂き女子りりちゃんこと渡辺真衣被告(25)ですが、5月1日名古屋高等裁判所へ控訴したことがわかりました。通常控訴する場合は、判決に不服がある場合が多いですが、以前よりりりちゃんの弁護士と懇意にしている作家・草下シンヤさんによると今回の控訴は《被害者への弁済》をするための控訴だということです。一体どういうことなのでしょうか。
頂き女子りりちゃん プロフィール

草下シンヤさん プロフィール

また、草下シンヤさんは現在丸山ゴンザレスさんのYoutube『丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー』のプロデューサーを務めています。
被害者の被害弁済のための控訴とは
5月1日午後9時20分に作家・草下シンヤさんがX(旧ツイッター)のポストによると、
控訴審では主に「被害者に対する被害弁済」が行われる予定です。
過去に草下さんは渡邊被告に対し、「仮に著作物等で利益が発生した場合に、被害弁済を行う意志はあるのか?」と投げかけたところ「あります」との回答だったそうです。獄中手記をKindleなどで電子出版し、その収益を被害弁済にあてていくことを考えているという。
渡邊被告が控訴をしてまで、被害弁済をする利点としては以下の点が挙げられます。
一方で、被害弁済には懸念点も存在します。詐取された金銭を回収できないと思っていた被害者が「回収できる見込みがあるならば」と刑事告訴・民事訴訟を起こす可能性があるため、判決が重くなる可能性があります。しかし、渡邉さんは被害回復の意義を理解しており、被害弁済を進める意志を示しています。「事件の本質は恋愛感情に付け込んだ詐欺であり、被害回復が最優先されるべきです。被害弁済のためにさまざまな手続きが必要ですが、随時経過を報告していく予定です。」と草下さんは語っています。
ネットの反応は
被告控訴は、一審の量刑不定でのものですが、
— デ助 (@desuket) May 1, 2024
被害弁済を未来に託す、しかも不確実かも知れない状態で情状は良くならないでしょう。
二審までは、一審の倍は掛かりますのでその分入ってる期間が長くなります。
獄中日記を、弁済に充てるなどの後手な手段では多分に無理でしょう。
コヤスタで「被害弁済に焦点を当てた控訴は、更なる東者の追起訴の可能性がある。だからここで控訴をすると追起訴(言葉が合っているかわかりませんが)の可能性がある」、と仰っていましたが、渡邉被告は全て請け負う覚悟で控訴した、ということですね。
— 裏華30@いのちだいじに (@biscus30_b) May 1, 2024
量刑を軽くする支援であれば、やめた方が良いと思います。
— 小百合ing🕊️ (@Fight_1ppatsu_) May 1, 2024
まとめ
今回の控訴は、量刑が軽くなるか、重くなるかどちらにも転ぶ可能性がある控訴となりますが、もしも渡邊被告の獄中手記が出版されるとなると、これだけ注目を集めている事件ですからベストセラーになることはほぼ間違いなさそうです。そうなれば、被害者への弁済も現実味を帯びてきます。かつては詐欺マニュアルを売りさばいていた渡邊被告ですが、獄中手記出版の計画は2審にどう影響するのでしょうか。今後も注目していきたいと思います。