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“雲隠れ”米倉涼子にようやく朗報? 主演映画『エンジェルフライト THE MOVIE』は公開予定「変更ナシ」と関係者証言

米倉涼子麻薬取締法違反疑惑

10月以降、“雲隠れ状態”が続いている女優・米倉涼子(50)に、ようやく明るいニュースが届きました。
2026年2月13日に世界配信予定となっているアマゾンプライムビデオの主演映画 『エンジェルフライト THE MOVIE』について、製作サイドからは 「公開予定に変更はない」と関係者に伝えられていることが分かったのです。

『エンジェルフライト THE MOVIE』は“予定通り”世界配信へ

FRIDAYデジタルの取材に応じた共演俳優の事務所関係者によると、

「製作サイドからは『(公開について)変更はありません』と伺っています。ギャラもすでに支払われていますし、
このまま予定通り進む見込みと聞いています」

とのことで、作品がお蔵入りになる最悪の事態は避けられそうな雰囲気です。
原作は作家・佐々涼子氏によるノンフィクション『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』。 海外で亡くなった日本人の遺体を本国へ、日本で亡くなった外国人を母国へ送り届ける 「国際霊柩送還士」の姿を描いた作品です。

米倉は羽田空港内に事務所を構える「エンジェルハース」の敏腕社長を熱演。 シリーズドラマ版は2023年3月からプライムビデオで配信され、 その後、NHKでも2025年5月3日〜6月7日にオンエアされるなど高い評価を得てきました。
映画版はまさに「米倉ありき」で制作された作品だけに、公開継続の知らせはファンにとっても大きな安心材料となりそうです。

10月に「マトリ捜査報道」…イベント欠席&SNS沈黙で“雲隠れ”状態に

一方で、米倉を取り巻く状況はここ数カ月、決して穏やかなものではありませんでした。

今年10月、「文春オンライン」が、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部、いわゆる「マトリ」が 米倉に対し麻薬取締法違反容疑で捜査を進めている方針だと報道。 8月には自宅への家宅捜索が行われたとも伝えられ、芸能界に激震が走りました。

その直前から、米倉の周辺では“異変”が続いていました。
・9月19日 バーニーズニューヨーク銀座本店のアンバサダー発表会を「体調不良」で欠席
・9月25日 ジャガー・ランドローバー・ジャパン「ディフェンダー」アンバサダー就任イベントを直前で辞退
・10月6日 『第21回クラリーノ美脚大賞2025』授賞式も欠席

さらに、頻繁に更新してきたインスタグラムも8月19日を最後に完全にストップ。 ネット上では当初、「持病の悪化なのか」「過労ではないか」と体調面を心配する声が多く上がっていましたが、 マトリ捜査報道が出たことで一気に空気が一変しました。

報道後、マスコミ各社が自宅前に殺到したものの、すでに米倉は別の場所に移動していたといわれています。 テレビ局関係者によれば、「当局から事情聴取を受けていたのは事実」とされる一方で、 それだけをもって「クロ」と決めつけるのは早計であり、 現時点まで新たな捜査の動きや公式な発表は出ていないといいます。

同居していたアルゼンチンダンサーは「すでに日本を離れた」?

報道のなかで、もう一つ注目を集めたのが、“同居相手”とされるアルゼンチンダンサーの存在です。 長らく交際が伝えられ、同じ家で生活していたとされますが、現在は日本を離れているとの情報も出ています。

テレビ局関係者は、

「文春の『ガサ入れ』報道から1カ月以上経ちますが、警察や検察の側から決定的な続報は出ていない。 同居していたアルゼンチンダンサーも、いまは日本国内にはいないようです」

と証言。とはいえ、疑惑だけが一人歩きしている現状は、本人にとってもファンにとってもつらい状況です。

映画の世界配信が控える以上、「どこかのタイミングで、本人の口から何らかの説明があるべきではないか」という声も業界内外で高まっています

脳脊髄液減少症という持病と、心身へのダメージ

米倉といえば、以前から「脳脊髄液減少症」という持病を抱えていることを公表しています。 脳や脊髄を守る髄液が漏れ出すことで、激しい頭痛やめまい、倦怠感、睡眠障害、記憶力低下など、 日常生活にも支障をきたす症状が出る難治性疾患です。

芸能プロ幹部によると、

「もともと体調と闘いながら仕事をしてきた人ですから、一連の報道によるメンタルへの負担は相当なものだと思います。 仕事への責任感も強いタイプなので、周囲に迷惑をかけたという思いが重くのしかかっているはず。 あまり無理をしてほしくない、というのが正直なところです」

と、心身へのダメージを危惧する声も上がっています。
「視聴者の前に戻ってきてほしい」という願いと、「まずは健康でいてほしい」という思いが、ファンのあいだでも入り混じっている状況です。

配信前イベントはどうなる? ファンが待つ「米倉涼子の言葉」

『エンジェルフライト THE MOVIE』は、すでに世界同時配信に向けた準備が進行中。 公開前にはPRイベントやインタビューなど、何らかのプロモーションが予定されているといわれています。

ただ、その場に本人が姿を見せ、「何事もなかったかのように」作品の宣伝だけを行うのは現実的とは言いがたい状況です。 テレビ局関係者によれば、

「本人も責任感の強い性格なので、関係各所に迷惑をかけたことについて、 何らかの形で区切りをつけたいと考えているようです。配信前までに、きちんと自分の言葉で説明する場を設ける―― そうした動きが水面下で検討されているとも聞きます」

とも語られており、今後、会見やコメント発表などの“アクション”が行われる可能性もありそうです。

作品そのものは予定通り世に出る方向だからこそ、視聴者が物語に集中できる環境づくりも、製作サイドと本人にとって大きな課題

となっています。

「お蔵入り回避」は朗報だが…本当に問われるのはこの先の向き合い方

ひとまず『エンジェルフライト THE MOVIE』の“お蔵入り”という最悪の事態は避けられそうで、これは間違いなく朗報です。 しかし、報道によって生まれたモヤモヤや不信感が、自然に消えていくわけではありません。

疑惑が事実かどうかはともかく、国民的女優クラスの名前が「マトリ」「ガサ入れ」といったワードとセットで語られた事実は重く、 今後のキャリアやイメージに長く影を落とす可能性があります。
どのタイミングで、どこまでのことを、どのような形で説明するのか―― それは米倉本人にしか決められない「難しい選択」です。

まずは来年2月の配信までに、健康状態が少しでも回復し、彼女自身の口から今の思いが語られることを願うばかり。 ドラマ版から作品に魅了されてきた多くの視聴者も、 「エンジェルフライト」という大切な“代表作”を守るためにも、本人の言葉を静かに待っているはずです。

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