女優

【続報】「危篤」からの生還…元女優・希良梨が近況報告 インスタで明かした“元気玉”への感謝と、これからの生き方

希良梨_危篤_回復

7月に芸能界引退を発表した元女優・希良梨(きらり)さん(45)が、 12月2日までに自身のインスタグラムを更新し、現在の体調が「段々と回復に向かっている」ことを報告しました。 11月には「危篤中」との投稿が大きな心配を呼びましたが、その後回復が伝えられ、 今回の投稿ではファンへの深い感謝と、「一緒に生きてほしい」という率直な思いがつづられています。

眠れない夜に綴られた“ネット民”としての本音

今回の投稿は、希良梨さんらしい、少しユーモアを交えた書き出しから始まっています。

「眠りにつけなくて、ネット民の私は投稿するね。希良梨は段々と回復に向かい、元気になってきました」── 危篤状態から生還した直後とは思えないほど、落ち着いた筆致と明るさがにじむメッセージです。

続けて、闘病を支えてくれたファンに向けて、こう感謝を伝えました。

「それもこれも皆んなからの元気玉のおかげだよ。本当に、有難うしかない。また、投稿するね。希良梨チーム一同」

まるでアニメの必殺技のような「元気玉」という言葉を使いながら、 ファンから届くコメントや祈りを、自分の生きる力として受け止めていることが伝わってきます。

自撮りで見せた“少しずつ戻ってきた笑顔”

その後の投稿では、自撮り写真も公開。 「少しづつ笑顔になれる瞬間が増えてきたよ」と報告し、 以前よりも痩せた印象ながらも、どこか吹っ切れたような柔らかい笑顔を見せています。

さらにファンに向けて、心の奥底からの言葉を綴りました。

「みんな、大好きだよ。一緒に、こんなおバカさんだけど、一緒に、生きてくれますか?」 「プライベートではオタクのネット民です。私はみんなと一緒に生きていきたい。 みんなからいつも頑張る力をもらっているから、それが私達の絆だ。 だから、辛いことも乗り越えられた。本当に、ありがとう」

ここには、かつて地上波ドラマの第一線で活躍していた“女優”としてではなく、 一人の人間・一人のネットユーザーとしてファンと並んで歩きたいという、等身大の思いがにじんでいます。

がん告白からステージ3、そして芸能界引退までの軌跡

希良梨さんは、1998年放送のドラマ「GTO」で生徒役を演じ、一躍注目の若手女優に。 のちに活動拠点を海外に移し、近年はメキシコをベースに活動してきました。

そんな彼女ががんを公表したのは、2024年9月。 婦人科の検査をきっかけに、がんの罹患と手術を受けたことをインスタグラムで明かしました。

翌年1月には、骨盤リンパ節への転移が見つかり、ステージ3と診断されたことも公表。 今年7月の投稿では「抗がん剤治療は全て終わらせました」と報告するとともに、 「これからは、自分らしく、自由に新しく、新たな地で、芸能人としてでは無く、生きてみたい」と綴り、 芸能界引退を発表しました。

長年続いた“女優・タレント”という肩書きに区切りをつけ、 一人の人間としての生き方を選び直した矢先に待っていたのが、 この過酷な闘病の日々だったのです。

「危篤中でございます」からの奇跡の回復

大きな衝撃を与えたのが、11月19日までに投稿された一枚の画像でした。

黒い背景に白文字で「希良梨さんはただいま危篤中でございます」とだけ記された画像。 キャプションでは「マネージャー投稿」であることが説明され、 ベッドの写真なども投稿されたことで、 SNS上では「どうか無事でいてほしい」「戻ってきて」と心配と祈りの声が殺到しました。

その後、11月21日の更新で、危篤状態を脱し回復に向かっていることが報告され、ファンは胸をなで下ろすことになります。 そして今回の投稿で、本人の言葉として「段々と回復に向かい、元気になってきました」と伝えられたことで、 改めて安堵の声が広がりました。

もちろん、ステージ3のがんとの戦いが“完全に終わった”わけではありません。 しかし、「危篤」の文字からここまで回復を実感できる投稿が届いたこと自体、 本人の頑張りと、支え続けた周囲・ファンの存在の大きさを物語っています。

「元気玉」と「絆」──SNSでつながる新しい“推しとの距離感”

今回の一連の投稿で印象的なのは、 希良梨さんが自分を「ネット民」と呼び、 フォロワーのことを単なる“ファン”ではなく、 一緒に生きる仲間のように扱っている点です。

「プライベートではオタクのネット民です」 「私はみんなと一緒に生きていきたい」 「みんなからいつも頑張る力をもらっているから、それが私達の絆だ」

かつてテレビの前から一方的に見られる存在だった“女優”が、 今はスマホの画面越しに、自分の弱さも不安もさらけ出しながら、 フォロワーと同じ目線で会話を続けている──。

そこには、「推し」と「ファン」の関係を越えて、 病と向き合う人と、その人を支えたいと願う人たちの、新しいつながりの形が見えてきます。

今はただ、「一緒に生きていきたい」というメッセージを受け止めたい

危篤状態から回復し、まだ「眠りにつけなくて」と綴るほど、 体調も万全とは言えないであろうなかでの近況報告。 それでも希良梨さんは、 「一緒に生きてくれますか?」と問いかけ、 「みんな、大好きだよ」と真っ直ぐに言い切りました。

これから先も、体調は山あり谷ありになるかもしれません。 それでも、「また投稿するね」と約束してくれたことは、 多くの人にとって小さくない希望の光になっているはずです。

芸能界という表舞台から離れても、画面の向こうで、 変わらずに言葉を届けてくれる存在でいてくれること。 そして、その一つひとつの投稿に、 「おかえり」「無理しないでね」「一緒に生きよう」と返してくれる人がいること。

希良梨さんが語った「元気玉」と「絆」という言葉の意味を胸に、 彼女のこれからの時間が、少しでも穏やかで、笑顔の多いものであることを願いたいところです。

関連記事

-女優
-, , , ,