この記事では私が世界一好きなバンドBRAHMAN(ブラフマン)について、私の知識をもとに徹底的に解説していきたいと思います。この記事を通じてパンクロックバンドBRAHMANの魅力を少しでもお伝えできればうれしいです!
BRAHMANのプロフィール
BRAHMANはボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人編成のロックバンドです。民族音楽と、メロディック・ハードコアいわゆるメロコアを融合させた唯一無二のサウンドで、結成直後から地元水戸で絶大な人気を誇り、リリースしたCDも爆発的なセールスを記録しました。「静」と「動」を織り交ぜた楽曲が特徴で、ライブでは「静」から「動」へ展開していくときの「来るぞ来るぞ…」という高揚感がたまらないバンドです。
TOSHI-LOW(ボーカル)
KOHKI(ギター)
MAKOTO(ベース)
RONZI(ドラム)
旧メンバー
・NABE(ベース)
最初のDEMOテープを出す前に脱退。バンド名や、バンドの方向性はNABEが決めた。東大生。2012年に逝去。
・DAISUKE(ギター)
最初のミニアルバムを発売後脱退。現在は東京・代々木上原のパン屋「カタネベーカリー」のオーナーを務め、ブルーボトルコーヒーにもパンを卸している。
単独音源
DEMO(1995)
BRAHMAN結成後まもなくリリースされた4曲入りデモテープ。1,3,4曲目は以降の音源で収録されるが、「2. JELLY FISH MAN」はこのデモテープでしか聴くことはできない。また、クレジットではベースはMAKOTOになっているが、「4. SWAY」のみ前ベースのNABEが演奏している。黄色ジャケットの他、白ジャケットもあります。
1. TONGFARR |
2. JELLY FISH MAN |
3. ARTMAN |
4. SWAY |
grope our way(1996.11)
結成後初のCDリリースとなった本作は、5曲入りミニアルバム。DEMOにも収録されていた「1. ARTMAN」や、現在でもライブでほぼ毎回演奏している「2. BEYOND THE MOUNTAIN」などが収録されている。「3. 晴眼アルウチニ」はフランスのロックバンドLes Negresses Vertesの「Zobi La Mouche」という曲を日本語詞にアレンジしたカバー。
1. ARTMAN |
2. BEYOND THE MOUNTAIN |
3. 晴眼アルウチニ(Les Negresses Vertes カバー) |
4. THE RESULT OF THE NEXT |
5. THE SAME |
WAIT AND WAIT(1997.10.7)
ギターのDAISUKEが脱退し、残った3人で制作されたミニアルバム。コークヘッドヒップスターズが立ち上げたレーベルWHIP RECORDSよりリリースされた。収録されている。2曲目「2. FLYING SAUCER」はアメリカ・テキサスのポルカフュージョンバンドBrave Comboのカバー、DEMOに収録されていた「3. SWAY」や、初期のライブではラスト曲として定番だった「4. ROOTS OF TREE」が収録されている。また5曲目のリミックスはシャカゾンビのtsucchiによるものである。このころのライブはTOSHI-LOWがギターボーカルで演奏していた。ちなみに初回盤はケースがオレンジ色らしいが実物を見たことはない。
1. GREAT HELP |
2. FLYING SAUCER(Brave Combo カバー) |
3. SWAY |
4. ROOTS OF TREE |
5. SWAY(tsucchi mix) |
A MAN OF THE WORLD(1998.9.1)
BRAHMAN初のフルアルバムでインディーズ最後のCDにして、60万枚という最大のセールスを記録したアルバムでもある。DEMO時代からあった曲「5. TONGFARR」や、ゴダイゴの「7. CHERRIES WERE MADE FOR EATING(君は恋のチェリー)」のカバー、ライブではほぼ確実に演奏され、高校野球の応援ソングとしても定番化した「9. SEE OFF」などが収録されている。レーベルをメジャーに移した後も、印税を支払わないまま販売を続けているとして訴訟問題になり廃盤。のちに再録版として「ETERNAL RECURRENCE」が発売されたが、音的にはこっちの方が好き。
1. THAT'S ALL |
2. THERE'S NO SHORTER WAY IN THIS LIFE |
3. ANSWER FOR… |
4. NEW SENTIMENT |
5. TONGFARR |
6. GOIN' DOWN |
7. CHERRIES WERE MADE FOR EATING(ゴダイゴ カバー) |
8. NO LIGHT THEORY |
9. HIGH COMPASSION |
10. SEE OFF |
11. 時の鐘 |
deep / arrival time(1999.9.29)
前作「A MAN OF THE WORLD」から約1年ぶりのリリースとなった初のシングル。両A面で、今でもライブではどちらの曲も演奏されている。7inchアナログ盤にはMEDICOM TOYのガネーシャソフビがついていた。ちなみにカラーは2色ある。
1. deep |
2. arrival time |
A FORLORN HOPE(2001.6.27)
BRAHMAN2枚目のフルアルバム。以降BRAHMANを代表する曲となる「2. BASIS」や、シングルバージョンよりも半音下げにアレンジされた「5. DEEP」、初のインスト曲「7. SLIDING WINDOW」、ボリビアのGRUPO SEMILLAというバンドのカバー「9. MIS16」などが収録されている。このアルバムにはゲストコーラスとして、Hi-STANDARDの横山健やLOW IQ 01などが参加している。
1. FOR ONE'S LIFE |
2. BASIS |
3. SHADOW PLAY |
4. LAST WAR |
5. DEEP(新録) |
6. Z |
7. SLIDING WINDOW |
8. BOX |
9. MIS 16(GRUPO SEMILLA カバー) |
10. PLASTIC SMILE |
11. ARRIVAL TIME(新録) |
12. BED SPACE REQUIEM |
THE MIDDLE WAY(2004.9.29)
前作より3年3ヶ月の時を経てリリースされた通算3枚目のフルアルバム。しかしA MAN OF THE WORLD、A FORLORN HOPEの2枚と比べるとどうしても物足りなさを感じるアルバム。ゆえにライブではこのアルバムからの選曲は割とレアで、聴けたらラッキーである。「9. FROM MY WINDOW」はイギリスのフォークシンガーBill Jonesのカバー。またフェスなどでBRAHMANと細美武士(ELLEGARDEN / THE HIATUS / MONOEYES)の日程が被ると、「10. PLACEBO」をTOSHI-LOWと一緒に歌ってくれる。細美武士のコーラスが入ることで10年経って曲が完成したとドラムのRONZIは語っている。「2. LOSE ALL」には英語バージョンも存在し、かつてどこかのサイトでストリーミングで聴くことができた。
1. THE VOID |
2. LOSE ALL |
3. A WHITE DEEP MORNING |
4. DOUBLE-BLIND DOCUMENTS |
5. BYWAY |
6. FAR FROM... |
7. CIRCLE BACK |
8. (a piece of)BLUE MOON |
9. FROM MY WINDOW(Bill Jones カバー) |
10. PLACEBO |
11. TREES LINING A STREET |
12. SHOW |
CAUSATION(2005.7.27)
deep / arrival timeから6年ぶりのシングル。2曲目にはファーストミニアルバムgrope our wayより「BEYOND THE MOUNTAIN」を新録。エンハンスド仕様で”THE MIDDLE THOUGHT TOUR”のドキュメントが収録されている。
1. CAUSATION |
2. BEYOND THE MOUNTAIN(新録) |
3. FIBS IN THE HANDS |
Handan's pillow / 逆光(2007.4.4)
BRAHMAN通算3枚目のシングル。リリース前からライブでは披露され、その圧巻のライブパフォーマンスから早くCD音源を聴きたいと発売を待ち望んだ両A面シングル。DVDがついており、2006年12月4日に行われた"Tour energeia"ZEPP TOKYO公演より8曲が収録されている。
1. Handan's pillow |
2. 逆光 |
ANTINOMY(2008.2.6)
通算4枚目のフルアルバム。DVD・THEORIAに収録されていた「SPECULATION」とシングル曲すべてはアレンジを変えて収録されており、特に「Handan's Pillow」、「Fibs In The Hand」は大胆なアレンジが加えられ、サビ以外はほぼ別の曲になっている。また「8. You Don't Live Here Anymore」はTHE FANSのカバーで、アルバムの最後を締めくくる「12. Kamuy-Pirma」はアイヌ語で歌われている。ちなみにCDジャケットの「BRAHMAN」の文字を上下さかさまにすると「ANTINOMY」と読むことができるようになっている。
1. The Only Way |
2. Speculation(新録) |
3. Epigram |
4. Stand Aloof |
5. Silent Day |
6. Oneness |
7. Handan's Pillow(新録) |
8. You Don't Live Here Anymore(THE FANS カバー) |
9. Causation(新録) |
10. Fibs In The Hand(新録) |
11. 逆光(新録) |
12. Kamuy-Pirma |
by-end(2008.2.6)
アルバムANTINOMYの早期購入特典として配布されていた2曲入りCD。ファーストミニアルバム grope our way に収録されていた「ARTMAN」、「THE RESULT OF THE NEXT」が「RESULT OF NEXT」にタイトルを変えて再録されている。
1. ARTMAN(新録) |
2. RESULT OF NEXT(新録) |
ETERNAL RECURRENCE(2009.6.10)
インディーズ時代の”grope our way"、"WAIT AND WAIT"、"A MAN OF THE WORLD"の3枚から「晴眼アルウチニ」と「SWAY」の2曲を除いた、ほぼ全曲を再レコーディングしたアルバム。このアルバムが発売されたのは前述の訴訟問題が絡んでいる。"A MAN OF THE WORLD"以降メジャーレーベルに移籍したBRAHMANだが、インディーズ時代のレーベル イレブンサーティエイトがBRAHMANに印税を支払わずに、アルバムを販売し続けたことで訴訟問題になり、"A MAN OF THE WORLD"は廃盤となった。BRAHMANは自己清算の意味も含め本アルバムを発売したが、18曲目のシークレットトラックが11分38秒(イレブンサーティエイト)から始まるという皮肉もこめられている。初回盤にはなんと本アルバムのバンドスコアが付属しているが、CDジャケットサイズなので譜面が小さくてめちゃくちゃ見にくい。
1. THAT'S ALL(新録) |
2. THERE'S NO SHORTER WAY IN THIS LIFE(新録) |
3. ANSWER FOR...(新録) |
4. NEW SENTIMENT(新録) |
5. TONGFARR(新録) |
6. GOIN' DOWN(新録) |
7. CHERRIES WERE MADE FOR EATING(新録・ゴダイゴ カバー) |
8. NO LIGHT THEORY(新録) |
9. HIGH COMPASSION(新録) |
10. SEE OFF(新録) |
11. 時の鐘(新録) |
12. ARTMAN(新録) |
13. BEYOND THE MOUNTAIN(新録) |
14. RESULT OF NEXT(新録) |
15. THE SAME(新録) |
16. GREAT HELP(新録) |
17. ROOTS OF TREE(新録) |
18. FLYING SAUCER(シークレットトラック・新録・Brave Combo カバー) |
SURE SHOT(2010.5.19)
BRAHMANとEGO-WRAPPIN'によるコラボシングル。コラボ楽曲2曲と、お互いの曲をカバーした計4曲入りシングル。BRAHMANはEGO-WRAPPIN'のジャジーな楽曲を見事なパンクロックに仕上げている。EGO-WRAPPIN'はBRAHMANの「Specuration」をピアノ弾き語りでカバー。
1. WE ARE HERE(BRAHMAN&EGO-WRAPPIN') |
2. promenade(BRAHMAN&EGO-WRAPPIN') |
3. Nervous Breakdown / BRAHMAN(EGO-WRAPPIN'カバー) |
4. Speculation / EGO-WRAPPIN'(BRAHMAN カバー) |
霹靂(2011.9.7)
この頃ぐらいから、ライブで全くMCをしなかったTOSHI-LOWがしゃべるようになった。東日本大震災では積極的にボランティア活動を行っていたBRAHMANだが、震災をきっかけに心境の変化があり、MCをするようになったと本人が語っている。1曲目「賽の河原」は現在のライブ定番曲で、TOSHI-LOWが「BRAHMAN始めます!」のMCを合図に、イントロが始まる流れがお決まりとなっている。付属のDVDではCD収録曲のPV、およびLIVE映像が収録されている。
1. 賽の河原 |
2. 最終章 |
3. 霹靂 |
露命(2012.9.5)
3曲目に収録されている「鼎の問(かなえのとい)」も震災がきっかけで作られた曲。PVでは原発職員の写真とともにメッセージが添えられている。YoutubeでもこのPVは公開されたが、公開から3日後に肖像権の関係で非公開となった。付属のDVDにはCD収録曲3曲のPVが収録されているので、「鼎の問」のPVを観たい人はCDを手に入れよう。
1. 露命 |
2. 警醒 |
3. 鼎の問 |
超克(2013.2.20)
2枚のシングル曲を含むこのアルバムから、収録される楽曲はほぼ日本語詞になった。理由はシンプルで、日本語の方が伝わるからだ。とはいえ出てくる単語は依然難しい言葉が多く、BRAHMANの歌詞を理解するのにはなかなか骨が折れるが、同じ意味でも多彩な表現がある日本語のすばらしさも同時に感じることができる。初回盤に付属のDVDにはAIR JAM2012のLIVE映像、ボーナストラックとして「初期衝動」、「警醒」のPVを収録。
1. 初期衝動(しょきしょうどう) |
2. 賽の河原(さいのかわら・新録) |
3. 今際の際(いまわのきわ) |
4. 俤(おもかげ) |
5. 露命(ろめい) |
6. 空谷の跫音(くうこくのきょうおん) |
7. 遠国(おんごく) |
8. 警醒(けいせい) |
9. 最終章(さいしゅうしょう・新録) |
10. Jesus Was a Cross Maker(Judee Sill カバー) |
11. 鼎の問(かなえのとい) |
12. 霹靂(へきれき・新録) |
13. 虚空ヲ掴ム(こくうをつかむ) |
其限 〜sorekiri〜(2015.7.1)
表題曲は2015年7月に公開されたBRAHMANのドキュメンタリー映画「ブラフマン」の主題歌。また、3曲目の「汀に咲く 〜migiwanisaku〜」はeastern youth監修オムニバス「極東最前線3」に収録されていたものを新録したもの。DVDには2014年の「Tour 1080°」からライブ映像を12曲収録。
1. 其限 〜sorekiri〜(映画「ブラフマン」主題歌) |
2. 終夜 〜yomosugara〜 |
3. 汀に咲く 〜migiwanisaku〜(新録) |
不倶戴天-フグタイテン-(2017.4.12)
表題曲の不倶戴天は今までのBRAHMANにはないかなりハードコアな曲調だが、サビの部分は一転明るい曲調に。この曲のPVがとても笑えるのでぜひ観てほしい。「2. ラストダンス」ではヒップホップグループ・THA BLUE HERBのラッパーILL-BOSSTINOを迎え、原発反対を訴える。パンクロックとヒップホップを融合した楽曲は、1999年にリリースしたシャカゾンビとの「KOKORO WARP」以来。付属のDVDにはエアジャムやライジングサンなど2016年に出演したフェスからLIVE映像を10曲収録。
1. 不倶戴天-フグタイテン- |
2. ラストダンス featuring ILL-BOSSTINO [THA BLUE HERB] |
3. 怒涛の彼方 |
今夜/ナミノウタゲ(2017.10.4)
「1. 今夜」には細美武士(ELLEGARDEN / THE HIATUS / MONOEYES)、「2. ナミノウタゲ」にはハナレグミがコーラスとして参加している。今夜は菅田将暉主演の長編映画「あゝ、荒野」の主題歌として書き下ろされた楽曲で、菅田将暉本人が弾き語りしている姿をSNSに投稿し話題に。また、ナミノウタゲも2018年公開の東日本大震災をテーマにした夏木マリ主演の映画「生きる街」の主題歌に起用された。付属のDVDはツアー「載天」から、LIVE映像とドキュメンタリーが収録されている。
1. 今夜 |
2. ナミノウタゲ |
梵唄 -bonbai-(2018.2.7)
前作 超克から約5年ぶり、通算6枚目のオリジナルフルアルバム。12曲収録されているが、そのうち8曲は既発曲と少し物足りなさを感じるアルバム。ただ、シングル版にはなかったスカパラのホーンが加わった「8. 怒涛の彼方」、配信版と比べると大幅なアレンジが加えられた「11. 天馬空を行く」は新鮮な気持ちで聴けるだろう。また、先にNHK「The Covers」で披露されていた「12. 満月の夕」には作曲者の中川敬 (SOUL FLOWER UNION)、山口洋 (HEAT WAVE)とうつみようこが参加している。初回盤付属のDVDは2015年8月12日に新宿ANTIKNOCKで行われたライブ ”尽未来際 ~開闢~”を32曲ノーカットで収録というヤバさ!しかも最後の曲は音源化されていない(おそらくこれからもされないであろう)ハードコアパンクバンドGAUZEのカバー曲。このDVDのためだけに買っても損はないアルバム。
1. 真善美 |
2. 雷同 |
3. EVERMORE FOREVER MORE |
4. AFTER-SENSATION |
5. 其限(新録) |
6. 今夜 |
7. 守破離 |
8. 怒涛の彼方(新録) |
9. 不倶戴天(新録) |
10. ナミノウタゲ |
11. 天馬空を行く(新録) |
12. 満月の夕 |
CLUSTER BLASTER/BACK TO LIFE(2020.9.30)
シングル不倶戴天に収録された「ラストダンス」以来の、ILL-BOSSTINOとのコラボシングル。2曲ともfeat.としてILL-BOSSTINOが参加している。「CLUSTER BLASTER」とはその名の通りコロナ禍に制作された楽曲で、世の中や政治への不満をぶちまけた、痛烈なメッセージを歌詞に込めたミクスチャーソングだが、一転して2曲目「BACK TO LIFE」は彼らの日常を綴った和やかな曲だ。付属DVDには表題曲2曲のPVと、「ラストダンス」のLIVE映像が収録されている。
1. CLUSTER BLASTER |
2. BACK TO LIFE2. |
Slow Dance(2021.9.22)
本シングルはコロナ禍で思うようにライブができない状況の中、全席指定席のホールツアー”Tour 2021 -Slow Dance-”と連動したシングル。バンド初期を彷彿とさせる民族音楽のようなイントロや、徐々に曲が盛り上がる展開など期待を超えまくってくるシングルで何度もリピートして聴いた。初回盤のDVDは2枚付属しており、1枚は前述のホールツアーのライブ映像、もう1枚は2020年10月に配信されたクラブカウンターアクションでの無観客ライブが収録されている。無観客ライブの映像では今のところ音源化されていない「春を待つ人」が収録されているのでぜひ通常版ではなく限定版を手に入れてほしい。
1. Slow Dance |
2. 旅路の果て |
ベストアルバム
尽未来際(2015.8.12)
20周年を記念されて制作された全曲リマスタリングされたベストアルバム。2枚組で1枚目は”THE EARLY 10 YEARS”、2枚目は”THE LAST 10 YEARS”とし、初期と後期それぞれのBRAHMANを楽しむことができる。初期の楽曲はすべて”ETERNAL RECURRENCE”Ver.で収録されており、初回限定版には20年間のインタビュー、ライブ、未公開映像などを集めた名場面集、これまでのキャリアで発表された全ミュージッククリップ集。さらになんとDEMOテープの復刻版が付属している。
CD1 THE EARLY 10 YEARS | CD2 THE LAST 10 YEARS |
---|---|
1. TONGFARR | 1. 初期衝動 |
2. FOR ONE'S LIFE | 2. THE ONLY WAY |
3. SEE OFF | 3. 賽の河原 |
4. GOIN' DOWN | 4. THE VOID |
5. GREAT HELP | 5. 露命 |
6. BASIS | 6. EPIGRAM |
7. SHADOW PLAY | 7. SPECULATION |
8. PLASTIC SMILE | 8. 其限 |
9. BOX | 9. 鼎の問 |
10. BEYOND THE MOUNTAIN | 10. A WHITE DEEP MORNING |
11. DEEP | 11. DOUBLE-BLIND DOCUMENTS |
12. NO LIGHT THEORY | 12. CIRCLE BACK |
13. Z | 13. (a piece of)BLUE MOON |
14. 時の鐘 | 14. 遠国 |
15. ARRIVAL TIME | 15. FAR FROM... |
16. THAT'S ALL | 16. CAUSATION (Album Version) |
17. THERE'S NO SHORTER WAY IN THIS LIFE | 17. LOSE ALL |
18. ANSWER FOR… | 18. 警醒 |
19. NEW SENTIMENT | 19. PLACEBO |
20. ARTMAN | 20. 霹靂 |
21. THE SAME | 21. 虚空ヲ掴ム |
兼愛非攻 〜台灣特選輯〜 (2019.8.11)
最新アルバム梵唄までを網羅した、台湾版17曲入りベストアルバム。台湾のバンド”Fire EX(滅火器)”とのコラボ楽曲「兼愛非攻」がこのCDにのみ収録されている。めちゃめちゃカッコいい曲なのでこの曲のためだけにCDを買っても損はなし!
1. 兼愛非攻(BRAHMAN×Fire EX.) |
2. THE ONLY WAY |
3. 賽の河原 |
4. 雷同 |
5. BASIS |
6. SEE OFF |
7. BEYOND THE MOUNTAIN |
8. AFTER-SENSATION |
9. 其限 |
10. A WHITE DEEP MORNING |
11. ARRIVAL TIME |
12. ANSWER FOR… |
13. 警醒 |
14. 鼎の問 |
15. PLACEBO |
16. 今夜 |
17. 真善美 |
オムニバス・トリビュート参加楽曲
BRAHMANは多数のオムニバスアルバム・トリビュートアルバムに参加しており、それだけでもアルバム1枚が作れるほどの曲数があります。しかもそのほとんどが単独音源には収録されていないため、BRAHMANの楽曲を網羅するにはそれらもチェックする必要があります。それらをリストにしてか気にまとめました。※既発音源と同じバージョンが収録されているオムニバスは除いています
前身バンド
KILLED BY MYSELF
KILLED BY MYSELFはTOSHI-LOWとDAISUKEがBRAHMANの前に組んでいたバンド。BRAHMANの初代ベースNABEがマネージャー的なことをやっていた。デモテープを1本出しており、収録曲には「1. GOIN' DOWN」や「2. WHAT'S YOUR EXCUSE」、「5. 晴眼アルウチニ」などBRAHMANに引き継がれているものや「NEW SENTIMENT」のフレーズが使われている「4. NEW HUMAN DESIRE」、さらにRAMONESのカバー曲などで構成されている。BRAHMANのファンになってから20年越しに、音源を手に入れることができ初めて聴いたときには楽曲のクオリティの高さに驚愕した。ちなみにこのころはTOSHIROとクレジットされている。
1. GOIN' DOWN |
2. WHAT'S YOUR EXCUSE |
3. NEW HUMAN DESIRE |
4. Nous Ne Sommes Pas Des Anges(France gall カバー) |
5. 晴眼アルウチニ(Les Negresses Vertes カバー) |
6. WORT HOG(RAMONES カバー) |
7. RAINY |
JUNKIN' JAP
TOSHI-LOWがKILLED BY MYSELFよりも前に組んでいたバンド。いくつか音源が存在していることはわかっているが、聴いたことはない。もしも音源を持っているという人がいれば教えていただけると嬉しいです。「華」、「おぼれる人々」、「JAPANESE-USA」、「MT-MOON」、「500」、「IN RIGHT HOUSE」、「17」、「無知ト善意ニ殺サレル」、「イデオロギー」、「事実(死んだ君へ)」という曲名だけは確認できています。
先輩バンド「ILLUMINATI」の存在
BRAHMAN結成前、当時地元水戸では憧れの的であったILLUMINATI(イルミナティ)というバンドがいた。前身バンドのKILLED BY MYSELFはILLUMINATIの曲名からとっており、さらに「GOIN’DOWN」、「BED SPACE REQUIEM」、「SHOW」の3曲はILLUMINATIから譲り受け、アレンジを加えたものである。以下に原曲の動画を乗せているのでぜひ聴いてみてほしい。
「SHOW」の原曲である小脳症はほぼ原形をとどめていないぐらい、アレンジされているのがわかる。