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『ゴジュウジャー』第38話は“お蔵入り”か? 今森茉耶の電撃降板で波紋――流出予告に「コウメ太夫!?」の声、作品はどう守られる

今森茉耶・小梅太夫

公開日:2025年11月12日|カテゴリ:テレビ・特撮

スーパー戦隊シリーズ50周年記念作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(テレビ朝日系)が、“戦隊ブラック”=ゴジュウユニコーン/一河角乃を演じていた 俳優・今森茉耶(19)緊急降板対応に追われている。11月9日放送の第37話では今森のクレジットが削除され、登場シーンは全面カット。 変身後のゴジュウユニコーンは登場したが、声は声優・前川綾香が務めた。

さらに11月16日放送予定の第38話が“お蔵入り危機”との憶測まで広がる中、CS『テレ朝チャンネル1』で第38話の予告が流れ、 その映像がSNSで拡散。正装パーティー潜入らしきカットや、角乃のウィンク、ユニコーンのパワーアップ形態に加え、 参加者の男性アップに対して「コウメ太夫さん(53)では?」といった反応が相次いだ。

これまでの経緯(時系列)

  • 9/11・9/18:週刊誌が浅井宏輔氏との不倫疑惑道脇豊選手との二股疑惑を報道。事務所は二股と交際を否定、不倫は「事実確認中」とした。
  • 11/8:未成年飲酒が発覚。番組公式が降板を発表、所属事務所もマネジメント契約解除を公表。
  • 11/9:第37話放送。今森の出演は完全カット、ユニコーンのボイスは前川綾香へ。
  • 11/10:見逃し配信は1日遅れで開始。第38話の予告は未公開のままだが、CSで予告が流出・拡散

第38話は何が問題視されているのか

テレビ誌の事前案内では、第38話『最後の依頼!? 輝くオーラはハイクラス』角乃のメイン回。探偵稼業をやめようとする角乃に最後の依頼が舞い込む――という筋立てで、角乃の存在が物語の芯になっている。 そのため、全面カットや差し替えが極めて難しい構造と見られている。

予告映像では、正装パーティー会場に潜入する角乃やゴジュウジャーの面々、驚く表情の中年男性のアップなどが確認され、 ここに対し「コウメ太夫さんのすっぴん出演では?」との憶測が拡散。もし封印・差し替えとなれば、ゲスト側にも影響が及ぶため、 SNSでは「マジでチクショー!案件」と同情が集まっている。

第37話の“緊急措置”――何が起きたのか

  • 今森の名義はクレジットから削除、実写出演は全カット
  • 変身後のゴジュウユニコーンは登場。ただし音声は新録(前川綾香)に。
  • 通常は放送直後に出るはずの次回予告が見送られ、見逃し配信も1日遅延で公開。

第38話が角乃中心のため、第37話のような“丸ごと除去”は困難。制作は「作品の連続性」と「不祥事対応」の板挟みにある。

東映の回答と制作現場のジレンマ

制作元への問い合わせに対しては、「制作過程に関することはお答えできません」との返答(経営戦略部広報室)。現場としては、 コンプライアンススタッフ/ゲストの労力、そして視聴者・子どもたちの期待を同時に守らねばならない。 第38話の位置づけを踏まえると、編集で“主役不在”を成立させるのは容易ではない。

『ゴジュウジャー』の特殊性――“レッドの姿のユニバース戦士”が救いに?

本作は「指輪争奪」を柱に、ゲストが“ユニバース戦士”(歴代レッドの見た目)に変身する独自フォーマット。 物語のエピソード単位でゲストが縦軸に絡む比重が高く、主役級パートの差し替えは難易度が高い。 とはいえ、シリーズ構造上、ナレでの要約オフスクリーン処理回想の再構成により、 “次の指輪争奪戦へ繋ぐ”最小限の受け渡しは不可能ではない。

考えられる対応案(編集・編成)

  1. 限定版オンエア+説明テロップ:角乃の露出を最小にし、冒頭に編集意図と安全配慮のテロップを挿入。
  2. ナレーション強化版:進行の大枠をナレで補い、角乃の決定的セリフは画面外処理
  3. 配信でのアーカイブ方針:TV版と配信版で編集差を設け、編成上の安全とファン要望の折衷を模索。
  4. 後日談で補完:第38話を再構成回総集編風で受け、“空白”を物語的に処理。

いずれも完全勝利の解ではないが、「作品・スタッフ・出演者・視聴者」の損失最小化という点で現実的な落としどころたりうる。

コウメ太夫への“同情”が広がる理由

近年、芸人の俳優起用が増え、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』など大河作品でも印象的な出演が話題に。 その矢先に「出演回ごと封印の可能性」が浮上したことで、SNSには 「ここまでタイミング悪いのはガチでチクショー案件」などの声が殺到。 さらに、過去回ではクールポコ。の出演アナウンスが十分でなかった印象が語られ、「芸人枠の“当たり年”に冷や水」という反応も見られる。

第38話は放送されるのか――現時点で言えること

  • 制作回答:「制作過程には回答不可」。
  • 編成の肝:角乃メイン回という構造的制約が重い。
  • 被害の最小化:ゲストやスタッフへの配慮、子ども視聴者への説明責任のバランス。

本件は、「不祥事への即応」と「連続ドラマを完走させる責任」の両立という難題を突きつけている。 制作・編成の最善策に期待したい。

SNSの反応

※趣旨要約。個別のユーザー名などは記載しません。

  • 「制作の苦労が水泡に…。何とかオンエアできる形を探ってほしい」
  • 「コウメ太夫さんには完全に同情。せっかくの役が封印は“チクショー!”」
  • 「子どもに説明がつく放送にしてほしい。編集もテロップもやむなし」
  • 「第37話の迅速な差し替えは英断。第38話はナレで繋ぐ選択肢もあるのでは」

※本記事は公開情報およびSNS上の反応を整理・要約して構成しています。第38話の放送・編成については、公式の続報をお待ちください。

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